サナブリ真木のなるほど!ブログ

経営、スタッフ、家族、色々な問題を抱えていた私が知った、手放して今に在るという生き方。毎日の体験を通して気付いた事を発振していきます。

手放したもの その1 「強くなければならない!」

こんにちは!

だんだん寒くなってきましたね〜!

季節が変わると、その季節ごとに出てくる旬の果物でが出てきます。

旬の果物で、美味しいスイーツを考えるのが、カフェの仕事の中で、私が1番ワクワクする瞬間です。1人でニヤニヤしながら、

「ん〜最高╰(*´︶`*)╯♡」

と味見をしまくっています。美味しいって幸せ!

 

早速なんですが、私が、「自由に生きていい」と気付いて、一番初めに手放したものの事を書きます。

私は、子供の頃から

「強くなければならない!」

という思いを握りしめて生きて来ました。

それにはちょっと理由があるのです。

 

私には、年子の姉がいます。

父が「次は男の子がいいな!」と思っていたところ、私が産まれて来たのですが、あろう事か、看護師さんが、父を、隣の部屋で産まれた男の子のお父さん間違えて、

「元気な男の子ですよ」

と言ってしまったというのです!オイ!

 

父は、「すごく嬉しかったのに、間違いだった」

と、これまた、あろう事か、小さな私に、面白可笑しく話しては、笑っていたのです!!!

コラコラ!

 

父はブラックジョークが好きで、言ってはいけない事を言うのが面白かっただけのようで、

それ以来、男として育てられたり、強くなれ!と言われた事など一度もありませんし、私を尊重して、大切に育てもらったと思います。

 

でも、幼かった私は

「自分が男の子のように強かったら、お父さんに、もっと愛される」

と思いっきり勘違いしてしまったようで、小学校の高学年になる頃には、正義感がやたらと強いジャイアンのような、ガキ大将に成長してしまったのです(涙)

それから、色々ありまして、

「自分が女の子である」

という事、そして、

「女の子でも、愛されている」

という事を理解して、バランスを取り戻していき、

バリバリ仕事をしたい

サッパリしている

という、私の男っぽい個性が良い風に残ったな!と思っていました。

 

しか〜〜し!

サナブリを始めてから、だんだんだんだん

自分がやらなければ!

私が始めた事だから、私に責任がある!

私は強いから大丈夫!

子供を育てるのも、母親の仕事!

 

と事あるごとに頑張ってしまい、

何でもかんでも、背負いこんでしまい、気が付いたら、ものすごーく、疲れていたのです(T_T)

 

私を良く知る、母と妹だけが、

「真木ちゃんは、本当は弱いのに、強がって無理してるから、心配だわ〜」

みたいな雰囲気で接してくるので、

「は〜?強いと言えば、真木ちゃんやのに、失礼しちゃうわ」

という感じで、プリプリ怒っていたのでした^_^;

 

そんな、ある日、自分でも不思議に思うくらい、「弱い」という言葉に過剰な反応が出てしまう事に気付き、これは、なんかおかしいぞ!

となったのです。

 

そして、心の中で、

「弱くてもいい」と思ってみました。

「私は弱くてもいい」と声に出して

言ってみました。。。

すると、何でか分からないのですが、ものすごい勢いで涙が出てきて、全く止まらないのです。

泣けて、泣けて、信じらないくらい泣きました。

すると、すっかり、忘れていたんですが、小学校5年生の時の事を急に思い出したのです。

 

赤ちゃんの時の写真を持ってきて教室に貼るという事があって、私も自分では、可愛いかな?と思う写真を持って行ったんです。

するとある男の子に

「なんやねん、これ、男やないか!」

と言われたのです( *`ω´)

その時、本当にものすごく涙が出て、トイレから出られなかったという事が、急に蘇ってきて、また、涙が止まらなくなりました。

小五の時は、何でこんなに涙が出るのか、全く分からなかった事を思い出したのです。

 

今、考えると、涙って、自分の心の底の底に閉じ込めて来た思いに気付いた時に出るんですね。

自分で、封印して化膿していた傷を、外に晒してあげると、やっとやっと、外に出れた!

分かってくれた!

と本当の自分が喜んでいるという事を、涙を通して、教えてくれるんだなという事が分かりました。

 

この、写真の話を誰かにしようとするんですが、涙が勝手に出て来て、全く話せないという時期が1ヶ月くらい続きました。

 

そしてようやく、

 

「私は強がってる。」


「本当の私は強くない」


「強くなくても大丈夫」


となりまして、晴れて


「私は、強くなければならない」


という思いを完全に、手放す事が出来たというわけです。

 

それから

「強くても弱くても、どっちでもいい。」

「.私は私でいい。」

という状態になったいう感じです。

 

今、そのままの自分で生きようと決めてから、毎日がとても楽で、楽しくなりました。

 

そして、不思議と父に、感謝の気持ちでいっぱいなのです。

 

私が今こうしてバリバリ働きながら、サッパリしていて、尚且つこんな感動体験を味わわせてもらえたのは、父のブラックジョークのおかげですからね!

 

お父さん、今考えると、結構笑えるよ!

ありがとね〜!