サナブリ真木のなるほど!ブログ

経営、スタッフ、家族、色々な問題を抱えていた私が知った、手放して今に在るという生き方。毎日の体験を通して気付いた事を発振していきます。

「これだからゆとりは〜」はもう古い!ゆとり世代が、日本を救う?

こんにちは!

サナブリ真木です。

昨日から、スタートしました、

秋の収穫を祝うランチ&ディナープレートです。

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私が言うのも何ですが、野菜たっぷりで美味しいです(´∀`)

今週しか、やっていませんので、ぜひぜひご来店下さいませ〜〜!

 

今日は、私が以前、とても悩んでいた、ゆとり世代、さとり世代について書きたいと思います。

 

私は、以前、料理教室の責任者をしていた為、中途採用の面接や、新卒の面接、新人研修などが、仕事の中の大きな割合を占めていました。

私は、とてもスタッフ教育が、好きで、やりがいを持って取り組んでいました。

 

ちょうど出産で、退職する、ほんの少し前くらいに、世に言う「ゆとり世代」の子達が入社して来る事になりました。

 

その時は、なんか今までと、違うな〜くらいに感じていました。

 

そして、この伊賀に帰ってきて、サナブリを始めてみて、

 

「スタッフ教育」の壁にとても苦しみました。

 

まず、私が一番に感じたのは、いまの若い子は

「ガツガツしていない」

ということです。

 

私の時代にはあった、

「向上心」や「ハングリー精神」

があまり感じられなかったのです。

 

以前の職場は、実力主義で、年齢や、社歴は関係なく、やる気があって、結果が伴えば、どんどん昇進出来るシステムだった為、

かなり「ガツガツした」職場だったのもあると思います。

 

私は、「ゆとり世代の育て方」の本を買い、必死にどうしたらいいか、考えていました。

 

その時の私は、自分が正しいと思い込んでいたので、

「こんなに、若者が大人しくて、これからの世の中は、どうなって行くんや!」

と心配したりしていました。

 

行き詰まった私は

ゆとり世代代表として、

11歳年の離れた弟と、その奥さんを招集し、ヒアリングをしてみました。

 

弟に、

「君たち世代の、モチベーションが上がる要因は何かね?

そして、これからは、どういう人達が活躍していくと思うのかね?

このご飯食べて良いから、教えなさいね。」

 

と偉そうに聞き込んだりしていました。

 

その時、弟は、

 

「いつの時代も、新しい世代の人は、先の世代の人の更に上を行く、技術や総合力が必要になってくるから、先の世代を超える人が必ず出てくると思ってる。

向上心や、モチベーションが上がる要因は、人による。

サナブリは、田舎にあるから、カフェ経営のノウハウを本気で学びたい人の研修制度を作って広く募集をかけたらどうか?」

 

と、ピザを食べながら、クールすぎるアドバイスしてくれました。

 

「なるほどな!人による、な!」

と思い、大変参考になりながらも、

私の中の明確すぎる価値観が邪魔をして、スタッフ一人一人の本質を、そのまま見るということが、全く出来ないまま、時間が過ぎていきました。

 

そして、とうとう、何故、私が、得意であった筈の

「スタッフ教育」

でこんなに、頭を悩ませていたのかが、分かる時がやってきました。

 

それは、私の

「こうあるべきだ!」

という頑なで、強い信念がもたらした結果に他なりませんでした。

 

本当に残念な事ですが、価値観が明確であればあるほど、人を自分の価値観で判断してしまうのですね。

 

この人は、私のの価値観に合う人か?

この人の行動は、私の価値観によると正しいか。

 

という視点で、人を見てしまいます。

 

すると、私の価値観の中で正しいとされている

 

「いつも笑顔である」

「向上心があり、努力している」

「前向きで、明るい」

「打たれ強く、根性がある」

「目標を持っている」

 

 

と照らし合わせ、そこにそぐわなければ、

「どうゆうことや!これだから、ゆとり世代は!」

 

となってしまっていたのです。

ゆとり世代の方、本当に、本当に申し訳ありませんでしたm(._.)m

 

 

人間は、自分が、

「判断されている」

事を敏感に感じ取ります。

判断してくる人の前では、本当の自分でいられないのです。

 

これが、先日書いた、対人関係の悩みにつながる、

自分で無いものになる為の努力

を生み出します。

 

私が、

価値観は、自分の自己真実でしか無いから、みんなそれぞれ自由なんだ!

 

と気付いた途端、ゆとり世代の子達が、とても賢く見えるようになりました。

 

何故ならば

この子達は、自分より、上の世代を見て学んでいるからです。

 

ガツガツして、競争して、取り合って、例え勝ったとしても、幸せにはなれない

 

という事を、私達を見て、すでに、知っているのです。

 

良い家に住んだら幸せになれるとか、

地位と名誉があれば幸せになれるとか、

出世したら、幸せになれるとか、

安定した仕事があれば幸せになれるとか、

 

言いますけど、どう見ても、幸せそうじゃ無いですよね?

 

と、言われてるんだな、と私は思いました。

 

だから、今、若者は、

「心の平安」と、

「人との心の繋がり」

を大切にしているんだと思います。

 

弟が言っていた事がハッキリと分かりました。

いつの時代も、前の世代の大人を見て、若者は必要な事を学び、それを超えていくという事なんですね。

 

私達が、喜びに満ちていて、キラキラと輝いてる大人であれば、子供達はそれを見て、どう生きれば良いかを学びます。

 

でも、私達が、

不平不満の中で

苦しそうに生きていたら、

子供達は、どう生きたら良いか、分からなくなってしまいます。

 

子供や、若者に、

「ああしろ!こうしろ!」

と言う前に、

私達が全力で、今この瞬間を楽しんで、喜んで、生き方の見本を見せたいものだと思います。

 

こうなれたら、幸せ

これが手に入ったら、幸せ

 

では無いのですね。

すでに足りている事を知れば、

今、この瞬間、私達は幸せなのですから!

 

今日も、楽しい事をやりましょう!

子供のように目を輝かせ、今この瞬間を味わい尽くしましょう!

 

ついでに、サナブリのランチも、味わい尽くしましょう!!!

 

 (調子にのっちゃって、すみません! )

 

読んで下さってありがとうございました!

また、お会いしましょう!