反応を止める作戦A
こんにちは!
サナブリ真木です。
今日は、昨日書いた、悩みの正体を理解していても、どうしても今までの癖で、反応が出て、ついイライラしたり、クヨクヨしたりしまった場合、どうしたらいいかを書きたいと思います。
私達は、かなり色々な事に反応して生きています。
褒められれば、「嬉しい」という反応が起き、
怒られたり、尊重されなければ、「悲しい」や「腹が立つ」という反応が起きます。
いい事ばかり続けば、ずっと嬉しい、楽しいという反応でいられるのですが、なかなかそうも行きません。
もちろん、1番大切な事は、反応しないという事です。
自分の外で起こる事をすべて、コントロールする事は出来ませんから、何があっても
「私はこれで、大丈夫」
と確信し、簡単にはグラつかず、どっしりといられるようになる事が大切です。
そうなってしまえば、
周りのすべてのものを受け入れ、愛情を持って接しながらも、ほとんどの事に影響を受けにくくなっていきます。
ですが、自分の確信から起こった現象だと理解したとしても、すぐに何事にもグラつかず、心穏やかにいるというのはとても難しいものです。
これこそ、ある程度修行が必要です。
そんな時どうしたら良いか?
私が考えた作戦を紹介します。
今日は、まず、作戦Aを紹介します。
名付けて。
「心と反対の事を言っちゃう作戦」
です。
例えば、会社の上司が重箱の角をつついた様な、小さいミスをネチネチと責めてきたとします。
心の中は、ネガティヴな反応で真っ黒なります。
「また、小さい事をネチネチとo(`ω´ )oあんたかって、この前同じような事やってたやん!ホンマ器が小さいやつやで!!あ〜腹立つ〜!!」
とどうしても、反応して思ってしまいます。
ここで、この真っ黒い反応を押さえて、いくら
「この人も、色々我慢してるんやなあ。そりゃ怒りたくもなるよな〜〜」
と思おうとしても、腹がたっているので、自分の感情を抑え込む必要が出てしまいます。
ですから、そんな時は、心にある事と、全く逆の事を無理やり言葉にしてしまうのです。
「ご指摘、いつも、ありがとうございます。
勉強になります!あ〜仕事がはかどるー!」
と目を血走らせながら、言うのです。
完全に怒ってますよね?
という態度のままで構いません。
1人でガシャガシャと、動きながら、
「本当に、助かるわ〜!課長は、ホンマにナイスガイやで。
まあ、私もたいがい、イケてるけどな。
史上、最高の名コンビやで!
ありがたくて、涙が出るわ〜!課長ホンマに、あんたは課長やで!」
とブツブツ言うのです。
そうすると、だんだん、アホらしくなってきます。
この作戦の意図は、こうです。
私達の目の前で起こる現象は、私達の意識からきています。
なぜ意識から現象が起こるかというと、意識が、呼吸や、言葉や、行動を司っているからです。
ですから、この呼吸や、言葉や、行動を、意識より先に変えてしまうのです。
すると、意識していなくても、必ず現象が先に変わり始めます。
そうすると、現象を見て深めていた、確信が変わってきます。
はじめは、この状況を、どう捉えたらいいか分からなかった課長も、
「ありがとうございます!」
と言われ続ければ、必ず、ネチネチターゲットを変え始めます。
感謝してくる人の前では、良いカッコをしたくなるのです!
「課長は、私に、とても良くしてくださいます。私は課長にだけは、頭が上がりません。本当にいつも、ありがとうございます。」
などと言われながら、ネチネチと、ミスを指摘出来る人などいないのですね。
そういう、言葉を最初は、無理やりでもいいので、使いまくっておくと、自分を取り巻く環境は、ガラリと変わってしまいます。
お世話になる前から、
「お世話になります!ありがとうございます!」
と多めに言っておくのです。
旦那さんが、
「自分の事ばっかり考えて、家族や、自分の事を大切にしてくれてない!」
と反応が出たら
「いつも、ありがとう!あなたは、自分の事だけ、考えてくれたらいいからね!私は本当に幸せやから!アハハ」
と包丁を持ちながら言いましょう。
子供が全然、急いでくれず、イライラの反応が出た時は
「ゆっくりで、いいよ!急がなくていいよ!ママは、ずーっと待ってるからね!なんてったって、待つのが趣味やからさ!オホホホ」
と、バッタバッタしながら、言いましょう。
周りの人は、怖すぎて、一時、不安定になるかもしれません。
ですが、
「早くしてー!」
と言っている限り、
「早くして欲しい」
現象から出て行く事は、出来ません。
この作戦Aを本気で遂行すれば、必ず変わってくるものがあります。
それは、自分自身の意識です。
「言葉にする」事は、
「考える」より、はるかに早い効果をもたらします。
私が1番オススメなのは、自分についてを言葉にしてしまう事です。
思っている正反対を言葉にします。
「どうせ、私は、何をやっても、うまくいったちゃうからな〜!
み〜んな、私を羨ましがってるわ。
旦那はイケメンで優しいし、
子供は天才で、かわいいし、
お金は、いくら使っても入ってくるし、
私は魅力と、才能がありすぎるし、そりゃ、ちょっとくらい妬まれちゃうよね!
ゴメンな。みんな。私だけ幸せを、独り占めしちゃって。
1人だけ幸せなのは、申し訳ないから、今度、おはぎ作ってみんなに配ろうかな?
私の、幸せ味のおはぎが、美味しすぎて、もしかしたら、商品化されちゃうかもしれんな。
そしたら、また、儲かっちゃうな〜。
ゴメンな。結局私ってば、何もかも、うまくいっちゃうね〜ん。」
と、思いっきり調子に乗って、1人でブツブツ言うのです。
どんなに、アホらしくても、言葉が変われば、必ず現象が、変わります。
誰かに褒めらた時も、わざわざ、謙遜せずに、
「お陰様です。ありがとうございます。」
と言った方が、絶対にいいのです。
日本人は、何故か
「いやいや!そんな事無いんですよ。実はわたくしめは、こんなに、バカでトンチンカンで、とんでもない、間抜けなんでこざいますよ!」
と一生懸命、自分を卑下しています。
言葉は、そのまま現象に現れますから、めちゃめちゃもったいないですよね?
私もこれからは、自分の言葉を大切に、作戦Aを遂行していきたいと思います。
もし、作戦Aを遂行して、成功した方がいたらご一報下さい!
また、ブログに紹介させていただけたらと思います。
ナイスエピソードを下さった方には、サナブリ真木のおはぎをプレゼントしますからね!
(多分)
今日も、言葉を大切に過ごしましょう!
愛の言葉を使いましょう!
読んで下さってありがとうございました!
次は作戦Bですが、明日はブログをお休みします。
また、お会いしましょう(^-^)v
ありがとうございました〜!
このネガティヴな、反応を「まあいっか!」
と思うには、本当にぐらつかない身体と心が必要ですから、