反応を止める作戦B
こんにちは!
サナブリ真木です。
今日は、先日の続き、反応してしまった時にどうすれば、止められるか?について新たな作戦を書きたいと思います。
私達は、起こった事に対しての反応をする事で、かなりの時間と労力を使ってを過ごしています。
分かってはいるけれど、どうしても、現象に対して、色々な感情を持ち、自分の価値観から来る判断をしてしまいます。
それをそのまま飲み込んで我慢したり、そのまま口にしていては、ずっと起こる現象に対して構えていなければなりませんので、不安が積もり、リスクマネジメントに多くの時間とエネルギーを使う事になっていきます。
不安から来るリスクマネジメントこそが
「こうでなければならない」
という固定概念を作る原動力になってくるのです。
ですから、その反応に気付き、それを止めていくということが大切です。
2つ目の私が考えた作戦Bは、
「無視しちゃう作戦」
です。
そのままですが、反応を無視する作戦の事です。
まず、反応は、我慢して押さえ込まない事がとても大切です。
それを理解した上で、現象に対する反応をしても、何もしないという事です。
例えば
お姑さんに、
「あなた、また子供にそんな格好させて、風邪引くわよ。子供は、あたたかくしとかなきゃ!風邪ひいて、こじらせたら可哀想でしょう。これを着せときなさい。」
と鶴と亀の柄の服を渡されたとします。
反応としては、
「あ〜、またうっとうしい!
中にヒートテック着せてるから大丈夫やねんけど?
ていうか、それ、どんだけ、めでたい柄やねん!」
とイライラしたとします。
その時に1番ダメなのは、我慢して
「はい!分かりました!お母様!いつもありがとうございます」
と、笑顔で言う事です。
これを続けていても、良い事はひとつもありません。
本当の自分で無いものになる為の努力をして、うまくいくことなどひとつもないからです。
お姑さんにも失礼です。
作戦Aの心と反対の事を言うというのは、我慢の事ではないのです。
怒りながら、反対の事を言うという作戦です。
そして、作戦Bは、無視なので、
一度、自分の反応を眺めたら、それ以上何もしないという事です。
それについて考えない、判断しない、という事を徹底して、やってみます。
お姑さんには、
「もう、うちに入るので大丈夫です。」
と言って鶴亀を受け取らなくてもいいし、
「ありがとうございます。」
と鶴亀を受け取って着せても構いません。
一番いいのは、
「お母さん、ありがとうございます。
服の中をあたたかくしてあるので大丈夫です。
そして、お母さん、その鶴亀柄だけは、無いですね。」
とハッキリ言える事です。
でも、ネガティヴな反応を起こしている時は、なかなかニュートラルな発言は出来ません。
何にしても、その事に反応している自分に気付き、掘り下げないという事です。
反応から始まる思考は、全てが妄想です。
自分の価値観の中で判断しても、何の意味もありません。
なるべく、自分の反応を客観的に見ることです。
「ああ、今、私は、お母さんに上着を着せなさいと言われて、イラついたな。
そして、今、私は、鶴亀だけは勘弁して!と思ったな。」
無の顔で感情を眺めて、後は徹底的に、その反応を無視します。
どうしても、考えてしまう場合は、その場から離れ、違う人と話したり、違う用事を始めたりして、考えないようにしていきます。
反応が出たら、
「眺めて無視する」
「場所を変える」
を意識的にやり、なるべく、反応が出る人との接触を減らしていきます。
反応してしまう人との接触をさけながら、その間に、本当の自分に戻る努力をしていかなければなりません。
結局、反応は、自分の価値観から来ているので、自分の価値観や、エゴを手放さなければ、どれだけ、間をあけても、また言われたらその反応が出てしまいます。
ですから、1番は反応しない自分を作る事です。
なので、AもBも、反応しない自分が出来上がるまでの間の作戦として、私が実際に、やってみたものです。
とにかく、1番大切な事は、反応している自分に「気付く事」です。
誰かのせいにするのではなく、
誰かを変えようとするのではなく、
自分を責めるのではなく、
ただ、気付いていれば、それでいいのです。
気付きさえすれば、その問題は、必ず終わっていきます。
気付くたびに、どんどん自由になれますよ!
私達は、本当はすでに大切な事は知っています。だから思い出すと言った方がいいかもしれません。
「気付いて思い出す」それこそが、本当の目覚めなのですね。
今日も、自分を大切に過ごしましょう!
本当の自分を生きましょう!
読んで下さってありがとうございました〜!
(´∀`)
またお会いしましょう!