サナブリ真木のなるほど!ブログ

経営、スタッフ、家族、色々な問題を抱えていた私が知った、手放して今に在るという生き方。毎日の体験を通して気付いた事を発振していきます。

田んぼの中でカフェを経営してみて分かった、田舎で店をやる為のポイント4つと、特に重要な事。

こんにちは!

サナブリ真木です!

 

皆さん、気付きましたか?

 

今日から、ブログのタイトルを、ブロガーっぽくしてみました(#^.^#)アハ

 

昨日、ゆとり世代代表のクールな弟に

「ブログに興味を持ってもらう為にはタイトルが、とても大切。

もう少し中身が分かるようにタイトルで説明して、長くてしてもいいと思うよ。」

と教えてもらいまして、早速、ブロガー風にしてみたのです!

 

ブログを始めて、1ヶ月半が経ちましたので、これからはブロガー真木としてちょっと、調子に乗っちゃったりなんかしちゃおうかな(*´∇`*)

 

なんて思っておりますので、皆様

「調子に乗って、イキリ出したで」

とイラつかないで下さいね!

 

ではでは、本題に入りますが、私は、2012年の7月にcafe sanaburiという、オーガニック食材をなるべく取り入れた、ナチュラルなカフェをオープンしました。

 

始めに、田舎で店をやるからこそ強く意識した4つのこだわりがこちらです。

 

目立ちやすさ、入りやすさでは無く、自分の店の魅力を最大限に発揮できる場所かどうかを、立地の条件とする。

 

 

新規のお客様に来ていただく工夫では無く、地域の方に何度も来ていただける工夫をする。

 

 

ターゲット層を絞り過ぎないメニュー構成と、幅広く受け入れられやすい雰囲気作りをする

 

 

 田舎だからこそ、一流の人材を育て、圧倒的なホスピタリティを実現する。

 

京都大阪で働いていた私は、立地条件というものをすごく大切に考えていたのですが、伊賀名張に帰ってきて、人気店の立地条件の悪さに本当に驚きました。

 

田舎では、みんなが車で移動する為、国道から離れていようが、分かりにくかろうが、周りに何もなかろうが、店自体に魅力があれば、お客様はしっかり入っているのです。

 

それを目の当たりにし、分かりやすくて、入りやすい、家賃の高い物件よりも、自分の店の魅力を最大限に活かせる場所を探した方がいいなと思いました。

 

私の場合は、

姉妹店のオーガニックショップはらぺこあおむしの近くで、

まわりに緑があり、自然が感じられて、

駐車場がある程度確保できる。

 

これが、絶対に外せない条件でした。

 

次に、お客様に何度も来ていただく為の工夫です。

田舎で店をやる時の条件として、一度来て下さった方に、気に入ってもう一度来ていただけなければ、よっぽどの観光地以外は、絶対に続けていく事は出来ません。

 

都会の路面店のように、店に入ってもらう事がゴールでは無く、店に入ってもらった上で満足してもらい、「また、来たい!何回でも来たい!」と思っていただく事こそがゴールなのです。

 

その為に、私が一番力を入れたのは、メニューを変えるという事です。

 

週替わりのランチメニューや、季節のスイーツ、ドリンクで、旬を感じていただいたり、オススメ食材を提案させていただく事を大切にしています。

 

次に、ターゲットを絞り過ぎない事ですが、

都会で、人口が多ければ、

20代〜30代の健康と美容に興味があり、独身で自分にかけられるお金をある程度持っているOLさん

というように、ターゲットを絞れば絞るほど、コンセプトを明確に打ち出す事が出来て、コアなファンを獲得しやすくなります。

 

ですが、田舎でそれをやりすぎると、お客様を選び過ぎてしまい、元々分母の数が少ない為、分子が足りないという事になってしまいます。

 

私の場合は、オープン当時は、

健康、美容、ヘルシー、ベジタリアン、オーガニック、ナチュラル、オシャレ、

の、どのキーワードに対しても、こだわりすぎない、とんがり過ぎない、という事を大切にしていました。

 

田舎でやるなら、「お客様を選びすぎてはならない」と感覚的に感じていたのです。

 

そして、最後に、人材についてです。

田舎で、商売をするという事は、都会以上に、

何を買うか?

どこで買うか?

よりも、

誰から買うか?

が重要になってきます。

経営者は勿論、スタッフ1人1人の人間性により、店の雰囲気やイメージが作られてきますし、一度ついたイメージは、簡単には拭い去る事は出来ません。

 

ですから、人気店を作る為には、都会以上に、優秀で誠実なスタッフが必要であると考えていました。

 

私の中で、オープン当初から、この人材の力が9割で、残りが合わせて1割だという感覚がありましたので、

「人を大切に、人を輝かせる店を作りたい!」

という強い強い思いがあったのです。

 

ですが、この人を育てる事が、一番難しく、一番頭を打った部分でした。

 

そして、4周年を迎える直前に人材を育てる為に本当に必要な事を学ぶを事になりました。

 

それは、

 

「自分自身がめいいっぱい楽しむ」

 

という事です。

私は、経営を起動に乗せる為に

「こうしなければならない。」

「こうでなければならない。」

と沢山のルールを作り、その中で一生懸命働いていました。

 

いつも笑顔で、

スタッフに感謝して、

明確な指示を出して、

どんどん新しい課題を出して、

良いところは褒めて、

分かりやすく改善点を説明して、

 

 

と、いつもいつも、自分で決めたルールを必死に守る事を心がけていました。

 

ですが自分自身に無理があれば、どれだけ正しい事を言っていても、人を巻き込む事や、育てる事は出来ないのです。

 

優秀で誠実な人材が、どうすれば育つか?

今の私の答えはこうです。

 

自分自身が優秀で誠実で在る事。

そして、常に自由であり、

最高に楽しんで、情熱を燃やしている事。

それを、背中でスタッフに見せながら、

少し前を一緒に走る事」

 

結局は、スタッフに

どう関わるか?

では無いのです。

自分がどう在るか?

こそが全てなのです。

 

私は、それが分かってから、自分の在り方、店の在り方に対して、ものすごーく真剣になってきました。

 

自分が真剣そのものなので、変にスタッフの気持ちを考えて、気を使ったり、遠慮したり出来なくなってきました。

 

ですが、確実に、気を使って、遠慮していた時よりも、スタッフが成長しているのを肌で感じるのです。

 

やはり、はじめに書いた4つのポイント、全てにおいて言える事ですが、何事も小手先でやろうとしていては、絶対にうまくいかないという事です。

 

楽しんで情熱を燃やせないならば、流行らせるポイントを追いかけても、何の意味もないのです。

 

自分の責任で何かをやるのならば、

自分自身が、徹底的に楽しめる事

ものすごい情熱を燃やし続けられる事を

超真剣にやらなければ、続いてはいかない

 

という事です。

 

ですから、今の私にとって、店をやる上で、一番重要な事は、

現象に囚われず

「本当の自分のワクワクに従って進む」

という事です。

人間、それだけは、超真剣になれるのです。

それが、いつも自分の答えなのです。

これを見失えば、必ず迷いが出てきます。

 

そして、その迷いは周りの人を不安にさせます。

ですが、ワクワクに向かってさえいれば、どんなに、しんどい作業も耐えられます。

寒い中、朝早く起きて、冷たい野菜の土を洗う作業でさえも、喜びになってくるものです。

 

今日も、自分を信じて、まっすぐ前に進みましょう!

そうすれば、必ず同じ方向を見てくれる、ビジョンパートナーを与えられます。

 

ビジョンパートナーとの出会いは、最高です!

ワクワク以外の何物でもありません!

 

自分が心を開いて超真剣になってみたら、意外に横にいたりするものですよ!

「君か?」「君なのか?」と言いながら、日々を過ごしましょう?

 

皆様、今日も読んでくださってありがとうございました!

またお会いしましょう(*´∀`*)