サナブリ真木のなるほど!ブログ

経営、スタッフ、家族、色々な問題を抱えていた私が知った、手放して今に在るという生き方。毎日の体験を通して気付いた事を発振していきます。

オーガニックフェスタを終えて、今立ち止まって考えたい「全てにとっての最善」とは?

こんにちは!

サナブリ真木です!

昨日は、オーガニックフェスタに出店してきました!

 

伊賀有機農業推進協議会が主催する、伊賀オーガニックフェスタに、サナブリは毎回出店させてもらっています。

 

サナブリのコンセプトとして、

良いものを真面目に作っている生産者さんと、お客様を繋ぐ架け橋になりたいという思いがありますので、このオーガニックフェスタは本当に架け橋として最高だな!と常々、思っています。

 

昨日も、寒い中、沢山の方にご来場いただきまして、伊賀名張の方の食に対する意識の高さを改めて感じる1日となりました(*´∀`*)

 

主催者、出店者の皆さま、お疲れ様でした!

ご来場いただきました皆様、本当にありがとうございました!

 

みんなで、

有機的なつながりを大切にするまち、

そして、

あたたかい未来を考えるまち

オーガニックタウン伊賀を作って行けたら嬉しいなと思います。

 

今日は、有機的な暮らしについて考えたいと思います。

 

私は、両親がなるべく自然に近く、なるべく質素な暮らしを選択していた為、当たり前の様に有機的な暮らしの中育ちました。

 

子供の頃は、そのありがたさや良さがよく分からず、着色料がタップリ入った、ドギツイ色のお菓子に憧れたり、病院に行って薬を貰う事にワクワクしたりしていました。

 

私の家では、風邪やちょっとした怪我で、病院に行くという習慣がなく、基本的に人間が元々持っている自然治癒力を高める自然療法により治療をしていました。

 

その中でも、圧倒的に良く登場したのが、枇杷の葉っぱです。

 

擦り傷、切り傷、やけど、打撲、捻挫、などの外傷ならほとんどの場合、その患部に枇杷の葉っぱを巻き付けられていました。

 

子供心に、葉っぱをつけているのが恥ずかしく、

「お母さん、葉っぱが見えないようにして!」

と切実な思いで巻かれているのを見ていた記憶があります。

 

また、喉が痛いと言えば、ネギや、梅干しを手ぬぐいに巻いて首に巻かれ、

お腹が痛いと言えば、温めたコンニャクをお腹にのせられ、

熱があると言えば、キャベツを頭に乗せられていました。

 

母に「手に棘が刺さった」言った時は、梅干しを棘の上に乗せて、バンドエイドで巻かれてしまい、

「イヤ、棘を抜いてくれへんかな?」

と思ったものでした。

 

中でも一番謎だったのが、

目が痛い時です。

番茶に塩を入れて、その湯気を目に入れるまでは良かったのですが、その後、なぜか母の母乳を目に入れられるという、訳の分からない流れになっていました。

 

私には妹や、弟が3人いるので、母は、結構な割合で母乳が出ていたせいもあるのでしょうが、私は何とも言えない気持ちになり、

「それ、直接入れなあかんの?なんか恥ずかしいんやけど!」と思っていたのでした。

 

このように育った私は、幼少期はあまり即効性のある薬や注射で、身体の不調を直すという事をしていませんでしたし、石油系の洗剤やシャンプーを使わず、人工的に無理やり色や香りを付けた食べ物を食べずに育ちました。

 

その後、自分のお金を持つようになると、反動が大きく出て、今まで、憧れた食べ物や洗剤、シャンプー、そして薬をかなり買うようになりました。

 

そして、散々使ってみた結果、やっぱり人間は、安さ、便利さ、効率の良さ、即効性を追い求めるあまり、一番大切なものをないがしろにしているのだという事が分かってきました。

 

一番大切なものとは、

「全てにとって最善である」

という視点の事です。

私達人間は、自分達が

とにかく少しでも楽したくて、

とにかく少しても得したくて、

とにかく少しでも安心したくて、

とにかく少しても価値を証明したくて、

一生懸命、一生懸命、

自然を壊し、

身体に負担のかかるものを食べ、

産まれる事から死ぬ事までを含めて、全てを

コントロールしようとしています。

 

時には、同じ人間や、自分達が住む地球さえも、一生懸命傷つけて、自分の個性を発揮しようと躍起になって頑張っています。

 

ですが、本当にそうしなければ、私達は価値を証明出来ないのでしょうか?

 

そんなに自分を守らなければ、誰も助けてくれないのでしょうか?

 

「足りない」という幻想は、どこまでも自分勝手な大義名分を作り出します。

 

私達は、今、立ち止まらなければならないのだなと強く感じる今日この頃です。

 

私も、「足りない」と思っていたので、ずっと焦っていました。

価値を証明する為に、人の役に立つ大きな仕事がしたいと思っていました。

 

父や母のように、

質素に暮らすこと、

コントロールしようとしない事の意味が、

よく分かりませんでした。

 

ですが、今はこう思っています。

 

「自分にとっての最善では無く、全てにとっての最善を選択をしない限り、何かの役に立つ事は出来ないんだな。

自分が!という思いを手放して、天にお任せして純粋に生きていれば、必要な事が必要な時に実現していくはず!今、目の前にある事に心を込めて進もう!」

 

正直、なかなか、難しく感じる事もあります。

ですが、私達は愛されているので、そんなに心配しなくていいんだなという事はハッキリと分かりました。

 

今日も、目の前にある事に心を込めて過ごしましょう!

 

視点が変われば、ほとんどの事はすぐに終わっていく小さな事です。

 

小さな小さな棘のようなものなんですね。

 

とりあえず、棘には梅干しをのせておけばいいんですよ。

 

何でか分かりませんが、梅干しをのせておくと、棘が自然に出てきてくれるんですよ(*゚▽゚*)

不思議ですが、

「無理に何とかしようとしなければ」

自然と終わっていくんですね!

 

皆様今日も読んでくださってありがとうございました!

素敵な1日をお過ごし下さい!

また、お会いしましょう(*´∀`*)