サナブリ真木のなるほど!ブログ

経営、スタッフ、家族、色々な問題を抱えていた私が知った、手放して今に在るという生き方。毎日の体験を通して気付いた事を発振していきます。

名張中学の「働く人から学ぶ会」にお招きいただき、熱い話をして来ました〜〜!

こんにちは!

サナブリ真木です。

先日、名張中学校の「働く人から学ぶ会」にお招きいただき、中学2年生を対象に飲食店経営についてお話をさせていただきました。

今日は、そこでお話した事について書きたいと思います。

 

何を話そうか考えた時に、思い出した事があります。

それは、中学生の時の話です。

 

ALTの先生が英語の授業中にやって来て、私達生徒に質問しました。

「Who is your favorite musician?」

(あなたの好きなミュージシャンは誰ですか?)

 

日本人の先生が、

「アイ ライクマイケルジャクソ〜ンでもいいし、アイ ライク チャゲ&飛鳥〜でもいいから、1人ずつ答えて!」

 

と言いました。

一番最初の子が、小さい声で、

「アイ ライク チャゲ&飛鳥

と言いました。

2番目の子も、下を向いて

「アイ ライク チャゲ&飛鳥

と言いました。

 

私は、その時、長渕剛が好きだったので、

だんだんドキドキしてきました。

(どんな女子中学生や!)

 

「アイ ライク ツヨシ ナガブチ」

と心の中で何回も言いました。

 

ですが、次の子も、その次の子も、

「アイ ライク チャゲ&飛鳥

と言いました。

私の番になり、私もとうとう

「アイ ライク チャゲ&飛鳥

と言い、40人全員が結局

「アイ ライク チャゲ&飛鳥

と言いました。

 

私は、これは一体何なんだろう?と愕然としました。

自分が本当に好きなミュージシャンを誰も言えないなんて!

もちろん、本当にチャゲ&飛鳥が好きな人もいたと思いますが、どう考えても、みんな下を向いて恥ずかしそうに、別に好きじゃない雰囲気で言っていました。

 

それくらい、自分が好きなミュージシャンをみんなの前で言う事は、怖い事だったのです。

 

私は、その体験を名張中学の生徒さん達に話して、このように伝えました。

 

私は、心から料理を作ったり、お客さんに喜んでもらったりする事が好きだから、この仕事につく事にしました。

だから、すごく楽しかったんです。

ですが、だんだん、いつの間にか、

「利益を上げなければならない」

「経営者はいつも感謝していなければならない」

「お客さんの要望にはできる限り応えなければならない」

など、自分の価値観に、強く縛られていきました。

すると、だんだん不安になってきて、

人がどう思うかを気にし過ぎて、

自分が何が好きなのか?

自分が何にワクワクしているのか?

自分が何をしたいのか?

分からなくなっていったんです。

 

私の周りにも、大人になるに連れ、人に受け入れられているかの不安により

自分には、何が出来るのか?

どうしたら受け入れられるのか?

頭で考え過ぎて

自分が何がしたいのか分からないとと言っている人が沢山います。

 

だから、今日は、みんなに伝えたいんです。

 

みんなの中には、もれなく必ずパーフェクトな才能があります。

こんな事、出来てもしょうがないなと、自分の才能を甘く見ているのは誰だと思いますか?

これが出来たら100点で、これが出来ないから30点と点数を付けているのは誰だと思いますか?

 

私は、

自分を理想の型に押し込んで、動きを制限していたのも、

自分に点数を付けて、あきらめていたのも全部、

自分自身だったんだなと気付く事が出来ました。

 

その気付きがあったから、今があります。

今は、自分の仕事がとても楽しく、毎日が輝いています。

だから、みんなも本当の自分の声を聞いて下さい。

お母さんがどう思うか?

お父さんがどんな顔するか?

テレビの人が言っていた事

ネットに書いてあった事

本で読んだ事

友達が言っていた事

先生が言っていた事

 

もちろん聞いたらいいし、影響を受けたらいいと思います。

でも、そればかり考えていると、だんだん聞こえなくなるものがあります。

 

それは、ワクワクが教えてくれる魂の声です。

 

これを聞かずに、毎日がやらなければならない事に埋め尽くされていくと、仕事がしんどくなります。

生きるのがしんどくなります。

 

でも本当は、世の中に、しょうもない仕事なんてひとつも無いんですよ。

しょうもなく感じるのは、甘く見て真剣にやっていないからなんです。

どんな仕事でも、超真剣に心を込めてやっている人がいます。

 

それが本当の一流のプロフェッショナルです。

 

超真剣にやれば、どんな仕事も本当は面白いと私は思います。

だから、自分のワクワクに耳を傾けて、真剣に出来る事をやりましょう。

 

どんなものであっても、自分の好きなものや出来る事を見くびらない事です。

そして、人の好きなものを笑わない事です。

本当に真剣に生きていたら、そんな事出来ないんですよ。

 

私にとって仕事は、喜びそのものです。

 

みんなも本当の自分の声を大切にして下さいね!

 

以上です。ありがとうございました!

 

 

 

 

今時の中学生も、私の時代と変わらずシャイでした。

 

でも、私が今現時点で出来る最大のパワーで、自分の目を輝かせて話して来ました。

 

私に、何が出来るかはよく分からなかったのですが、

ただ純粋である事

ただ愛である事

を自分の在り方を 通して発振したいと思ったのです。

 

どこまで行っても、自分がやるべき事は、それしかないのだと確信する日々です。

 

何故ならば、人も、その他の生き物も、物も、全てのモノが受け取りたい波動は1つしかないそうです。

 

それは、

「I love you」の波動です。

 

私が如何に優秀で、

私が如何に知識があって、

私がどれだけ努力して、

私が何点の人間か

そんな事は、周りの人にとっても、中学生にとっても、全てのモノとっても、本当にどうだっていい事なんだと思います。

 

 

ただただ、誰にとっても、唯一重要なのは、

「I love you」

をくれるのか?という事です。

 

ですから、私は自分が何点かにこだわるのをやめて、人に「I love you」を送れる人間になりたいと思います。

 

本当にそうなりたいと心から願っているのです。

 

今日も、愛という発振をしましょう。

その為に、まず、自分を許し自分に愛を送りましょう。

 

一番、自分の点数にこだわっているのが誰なのか?

気付いたら、とりあえず、一旦2万点くらい付けておきましょう。

 

本当に誰も、私達に点数なんて付けられないですよ。

だって、本当にパーフェクトなんですもん!!

 

今日も読んでくださってありがとうございました(´∀`)

また、お会いしましょう(๑˃̵ᴗ˂̵)