人生は、何があるか分からない!何故か猫を飼うことになりました。
こんにちは!
サナブリ真木です。
まずは、1点お知らせをさせていただきます。
去年から1年間、料理教室を開催させていただいていましたが、今後は年に数回スポットでイベントなどに合わせて開催させていただきたいと思います。
教える事も、生徒さんとの交流も、とても楽しく、充実した時間を過ごすことが出来ましたが、最近、わたくしが色々と忙しくなりすぎまして、またなんやかんや整理して、準備が整いましたら、改めて料理教室開催のご案内をさせていただきたいと思います。
一旦4.5.6月はお休みさせていただきます。
通って下さっていた皆様、本当にありがとうございました!
パワーアップして戻って参りますので、しばしお待ちくださいませ(๑˃̵ᴗ˂̵)
さて、今日は、固定観念を手放したら、何故か猫を飼うことになった話を書きたいと思います。
10日くらい前からでしょうか?
一匹の子猫がサナブリの倉庫の前に現れて、ずっと動かずにこちらを見ていました。
今までも、野良猫は結構いましたが、その子猫は全くどこかに行く気配がなく、じーっとしていて、気が付いたら倉庫に入ってしまったりしていて、かなり困っていました。
私が店を休んで、一昨日、2日ぶりにその子猫を見ると、急にかなり痩せていて、目も開かなくなってきていて、かなり弱っていたのです。
私は急に、
あれ?このままやったら死んじゃう?
と思い、ご飯に鰹節をかけて食べさせましたが、あまり食べませんでした。
(猫はご飯はあまり食べないと後で知りました)
よく考えたら、サナブリの経営方針は、
「全てのものに愛を込める」
だよな?とハッとしました。
何かの縁で私の所にやって来たんだから、愛を持って、一番いい方法を考えなければならないと思いました。
そして、連れて帰って猫に詳しい友人に相談し、必要な処置をして、家で飼うことにしました。
すると不思議なもので、連れて帰ったその日から私や子供の膝の上で丸くなって寝ようとするのです。
とにかく人懐っこくて、ずっとくっついてきます。
子供のカメラ目線が気になりますが(汗)
野良猫で、こんなに人を警戒しないなんてあるのでしょうか?
友人の話では、多分誰かに飼われていたんではないか?との事でした。
私は、つい最近まで、
動物なんて絶対無理!
だって大変やん!
誰が世話するの?
毛が落ちて大変やろな〜〜!
どっちかっていうなら私犬派やし。
子供の頃、「子犬のような目をしてるね」っ言われたことあるし(それは関係ない)
と思っていました。
人生の中で一回も猫を飼いたいと思った事がありませんでした。
ですが、不思議なご縁で、昨日から急に家族が増えました。
そして、一緒に過ごしてみると、ずっと前から家族だったような、いるのが当たり前のような状態にすでになっているのです。
改めてしみじみ思う事があります。
私は、今まで、自分がこうなりたい、こう在りたいとう理想に当てはめて、行動を選んで生きてきました。
綺麗な家に住んで
お洒落な服を着て
20歳ごろの体重に戻って
お肌はツルツルピカピカで
仕事をバリバリやって
家族が仲良くて
周りのみんながいつも笑っている
そんな自分を想像して、そうなる為に必要な言葉、行動を選択し、努力をしてきました。
ですが、頑張れば頑張るほど、理想の自分と離れていって、苦しくなりました。
自分に色々と求めていたので、人にもすごく求めていました。
今なら、何故そうなったのかが手に取るように分かります。
それは、
今を生きていなかったから
です。
「今」というこの瞬間に起こっている事を本当には見ていなかったからです。
自分の理想に当てはめて、全てをジャッジしていると、本当の事は見えないんですね。
もし、私が今も自分に対する理想でいっぱいだったら、この子猫の存在にすら、気付かなかったかもしれません。
もちろん、
「可愛そうな動物がいたら、飼いましょう」
という話ではありません。
その場で、全てにとっての最善を選択する為には、本当に自我意識がゼロでなければならないのです。
自分の個人的な理想、期待、思い込み、想念、感情、といったものが起きている出来事に色を付けてしまいます。
私はこれまで、本当に多くの判断をして生きてきました。
この人は、わたしに合う人か?
この出来事は、私にプラスになるか?
その判断の源にあったのは、いつも自分の価値観でした。
そして、私の価値観を作りあげてきたものは、
私がしてきた体験
でした。
本を読んだり、話を聞いたりして、起こった事に対して、
えー!うそー!そんな事ある〜?
やっぱりそうか!絶対にそうだと思った!
こうすると、痛い目に合うなー。
これは、私にぴったりやな!
という体験こそが、私の価値観を作りあげてきました。
ですが、そもそも体験とは何なのか?
体験とは、意識がするもの
だそうです。
例えば、
痩せた野良猫がこっちを見ているという現象に対して、
10人いれば、10人が違う体験をします。
何故なら持っている意識が違うからです。
猫が大好きな人は
「可愛そうに!こんなに痩せて!なんとかしてあげなければ!」
と思いすぐさま行動するという体験をするかもしれません。
潔癖症の人は
「可愛そうやけど、雑菌すごそうやな〜〜。」
と思い、どこかに追いやるという体験をするかもしれません。
猫が嫌いな人は
「お願いだからどっかに行ってくれ〜!今日の星座占いで運勢最悪やったんは、このことかな?」
と星座占いは当たるという体験をするかもしれません。
猫アレルギーの人は、
くしゃみが止まらない
という体験をするかもしれません。
すなわち、痩せた猫がこっちを見ているという同じ現象に対しても、それぞれの人がそれぞれの体験をして、それぞれの価値観として潜在意識にインプットされていくんですね。
ですから、体験が違うので、持っている価値観は人によって違うという事になります。
同じ体験をしている、うちの一卵性の双子でさえ、すでに全く違う価値観を持っています。
ですから、私は、今後もひとつひとつ自分が培ってきた価値観を手放して終わらせていき、ニュートラルな状態になっていこうと思っているのです。
そうでなければ、本当の事は分からないし、本当の貢献は出来ないんだなと感じているからなのです。
ただ、今、目の前にある事に愛を込めて、真剣に関わる事
これが、私の人生のテーマです。
そのように生きるようにしてみると、不思議な事だらけですが、すごく面白い事は間違いありません。
「そんな事言ってて、どんどん動物を飼う羽目になったらどうすんの?」
と思われた方、もし私が本当にそうなっていたら、私の事は、
「ムツゴロウさん」
と呼んでください。
ムツゴロウさんになりたい訳ではないんですけれど、何があるか分からないからこそ、人生は面白いですね!
「よーしよしよしよし!」とクシャクシャの笑顔で生きるしかないですね(๑˃̵ᴗ˂̵)
ではでは、今後とも西木ミルク(ヒゲが白いからだそうです)をよろしくお願いします。
読んでくださってありがとうございました〜〜!
またお会いしましょう。