サナブリ真木のなるほど!ブログ

経営、スタッフ、家族、色々な問題を抱えていた私が知った、手放して今に在るという生き方。毎日の体験を通して気付いた事を発振していきます。

視点が変われば、世界は変わる!私達は、今どこに注目しているのか?

おはようございます!

サナブリ真木です!

 

随分涼しくなってきましたね( ´∀`)

皆様、いかがお過ごしでしょうか?

 

今日は、日々の生活の中でしみじみ感じている、視点が変わると、物事の受け取り方が変わるという話を書きたいと思います。

 

私は、このブログに、私自身の意識の変化に伴い、体験した身の回りの現象の変化について書いています。

 

実際に、意識が変われば全てが変わるのだな〜〜と毎日、感じ続けているのです。

 

苦しく感じた事、受け入れ難かった事、どうしてもそのようにしか考えられなかった事が、いつの間にかスーッと消えて無くなっていったのでした。

 

そうなったのには理由があります。

それは私の視点が変わったからです。

 

視点が変われば、本当に全てが変わるのです。

 

今日は、視点について書いてみたいと思います。

 

以前、私は色んな事が気になっていました。

その中でも10年前くらいでしょうか?

 

無性に気になる事がありました。

それは、日本の少子化についてです。

 

私が勤めていたのは、働くスタッフの99%が女性という会社でした。

 

その多くは、20代から30代でした。

私の同僚や先輩は、とにかく真剣に仕事に取り組み、経済力も精神的な強さも持ち合わせている、とても自立した女性がほとんどでした。

 

当時、同僚の中には、自分1人でも生きていけるので、結婚や出産に、あまり興味が無いと言っている人も多かったのです。

 

私はその言葉を聞くといつも心がザワザワしていました。

「人間、しかも女に産まれたからには、子供を産むのが責任ではないか?

どんな子供が欲しくても、叶わない人も沢山いるのに、自分の都合だけでそんな生き方を選択して果たして良いものなのか?」

 

その時の私は強くそう思っていました。

 

少子高齢化社会の話を聞くたびに、日本はこれからどうなってしまうのか?

人口は、国の力に直結しているから、きっとこれから日本はすごく弱体化するのではないか?

 

と自分はその時はまだ子供を産んでもないのに、しきりに気にしていたのです。

 

私はある日、父にその事を聞いてみました。

 

父はとても頭が良く、色々な事に詳しい人で、私は父がどう考えているのか知りたかったのです。

 

「お父さん、これから日本は少子化で、どんどん人口が減っていくけど、大丈夫なんかな?

私はすごく心配なんやけど。」

 

すると、父はこのように答えました。

 

「日本の人口は減ってるけど、地球の人口は増えすぎなんや。急激に増えすぎて、住むところを作る為に森林を伐採したり、食べるものが無かったり、色んな問題が起きてるから、日本の人口が減っても、地球としては問題ではないんや。」

 

私はハッとしました。

 

それは、正に、視点が変わった瞬間でした。

 

☆自分は自立しているから、結婚しないという女性

☆日本の人口が減る事を心配している私

☆地球としては大丈夫という父

 

このように、視点が変われば、答えは全く変わってしまうのです。

 

私はそれ以降、少子化問題に関して興味を持ちつつも、結婚する必要を感じないと言う人に対して、ザワザワする事は無くなっていきました。

 

そして、最近よく思うのが、

視点こそ肝中の肝

だという事です。

 

要するに、大切なのは、

どこを見ているのか?

という事なのです。

 

私が以前悩んでいた事は以下の通りです。

 

自分は太っている

旦那が私に怒っている(ように見える)

スタッフが私についてきていない(ように見える)

 

この悩みはどこを見て生まれてきているのでしょうか?

 

この私の深刻すぎる、世紀の大問題だと思えた悩みは、

 

私ってどうなん?

 

という視点から生まれていたのです。

 

視野が狭ければ狭いほど、悩みは深刻になります。

 

体重が3キロ増えた!!

職場で正当に評価されていない!!

子供が「お母さんには関係無い」と言った!!

旦那が私の誕生日を忘れた!!

お姑さんが、ありがとうと言わなかった!!

私のプリンを誰かが食べた!!

 

その事だけを見ていると、考えられない!!何て事だ〜〜!!おかしい!絶対に間違ってる!

となる訳です。

 

ですが、私達は本当はひとつです。

宇宙の中に地球があり、地球の中には沢山の人がいて、それぞれ必要な体験をしています。

 

私達は、一滴の雫のようなものです。

人類という視点で見れば、

地球という視点で見れば、

宇宙という視点で見れば、

人の生き死にさえも、一瞬のはじける泡のようなものなのではないかと私は思うようになってきました。

 

もちろん、そのはじける泡にも無限の可能性があります。

ですから、真剣に、一瞬一瞬と向き合う事は本当に大切だと思います。

 

ですが、視点が限定されていると、

誰かが私のプリンを食べないか見張る

というような事に物凄いエネルギーを使ってしまったりするのです。

 

これは、とてももったいない事です。

 

私達が本当の自分を発揮して、イキイキと揺るぎなく生きる為に必要な事は、

視点を変える

という事ではないでしょうか?

 

私にとってどうなのか?から

私達の家族にとってどうなのか?

私達の地域にとってどうなのか?

私達の国にとってどうなのか?

私達の地球にとってどうなのか?

私達の宇宙にとってどうなのか?へ。

 

視点が変わった時、

私はこれが出来るけど、これが出来ない。

私はこれを持っているけど、これを持っていない。

という事が如何に小さい事かが分かります。

 

それと同時に周りの人が出来る事や出来ない事を気にする事が、如何にもったいない事かが分かると思うのです。

 

私達は、みんなでひとつの生命体ですから、役割が違うんですね。

 

心臓の細胞の役割の人もいれば、足の小指の細胞の役割の人もいます。

心臓の人が小指の人に、いくら心臓のようになれと言っても、ある意味、無理なのです。

 

そして、心臓の人は、足の小指の人の代わりは出来ないのです。

そこに、優劣をつけているのは、果たして誰なのでしょうか?

 

ですから、自分がいただいた役割に感謝して、そして、他の役割の人にも感謝して、みんなで助け合っていけたらいいなと思うのです。

 

私達は、みんなでひとつ

 

これがこれからの世の中に必要なキーワードではないかなと思う今日この頃です。

 

 

今日も読んで下さってありがとうございました!

素敵な1日をお過ごし下さい!

またお会いしましょう〜〜( ´∀`)