働く人に学ぶ会で中学生に話した事。これからの豊かで便利な時代に持っておくべきたった一つの事
皆様、こんにちは!
サナブリ真木です。
昨日は、サナブリのメニューを絞るにあたり、スタッフと発酵薬膳料理らふぁえろさんに勉強に行かせてもらいました。
野菜たっぷりで、本当に心も身体も満たされるお料理の数々。
楽しく、美味しい1日でした!
ありがとうございました。
先日、名張中学の「働く人に学ぶ会」によんでいただき、中学2年の生徒さんに仕事の話をさせていただきました。
今回で3回目になりますので、だんだん慣れてきて、ほぼ準備せずに生徒さんの顔見て話すこと決めようと思っていました。
毎回、驚くくらい、みんな真面目に聞いてくれるのですが、
大人と違ってとにかく反応が薄いんですね(゚∀゚)
「こんな人知ってる?」
「こういうの、あるやんか?」
と問いかけても、シーンという感じで(;ω;)
でも、私が楽しんで話していると、だんだん心を開いてくれるのが伝わってくる。
本当に素直で良い子ばかりなんだなといつも感心しています。
今回も、例に漏れず、私の話の核になること。
それは、
私は、自分の感じる事を大切にして、ワクワクすること、情熱がわいてくることを仕事にしています。
その方が楽しいし、やりたい事は苦もなく出来るから成果が出やすいと思う。
色んな人が色んな事を言うと思うから何を信じるかは自由だけど、
自分が、自分を一番応援してあげたら良いんじやないかと思ってます。
ということです。
ですが、今回は、たまたま朝、耳に飛び込んできた情報があり、これは虫の知らせだと思い、その話も盛り込みました。
それは、
これからの情報化社会を生きる若者が、前に進んでいく為に必要なこと。
という話です。
それは、ズバリ
自分の軸を立てること
以下に書く事は、全てを生徒さんに話したわけでは無いのですが、この考えについて書かせていただきます。
今の世の中は、私が子供の頃とは全く違います。
そして、きっと、今、中2の子が仕事を始める時には、今とは更に全く違う価値観の世界になっているのではないかと思います。
ですから、ある意味では、私達が子供にアドバイス出来ることなど、ほとんど無いと私は思っています。
5Gの世界になった時、信じられないような日用品までが、ネットに接続されるそうですね。
非効率なこと、面倒くさいことは、AIがいくらでもやってくれ、多くの事がもっと合理化され、暮らしに必要なほとんどの事の時短が実現するかもしれません。
人間でないと出来ないことは、どんどん減り、危険なこと、しんどいこと、面倒くさいことは、ロボットがやってくれるようになります。
そして、私達が必要なものを買いに行って選ぶということさえ、データドリブン社会の中では、どんどん減っていく事は間違いありません。
Amazonが、あなたにオススメの商品はこちらと勧めてくれるように、
この人は、この時期に、これを買ったというデータに基づいて、定期的に送られてきたり、多くのものが、定額制サービス(サブスク)に、どんどん変わってきていますが、きっとそれは更に加速していくように思います。
そもそも、物を所有したいという欲さえ、とても少なくなってきているように思うのです。
暮らしが、更に豊かに、そして、信じられないくらい便利になっていくでしょう。
ですが、
その物質的な豊かさや便利さが、私達の幸福度を本当に高めてくれるかどうか?
それは、全く別の話です。
幸せに生きる為に、とても気にしておかなければならないことがあります。
それは、
自分は何がしたいのか?
ということです。
自分は何が好きで、
何にワクワクし、
どうなりたいのか?
この事が分からないまま、情報化社会という荒波の中を前に進んでいく事は、本当に至難の技なのではないかと思います。
何故なら、
ありとあらゆる刺激や、
ありとあらゆる不安が、
私達を反応させようと渦巻いていて、時にはモーレツに、時には、じんわりと、勝手に飛び込んでくるからです。
もし、自分がどこへ行きたいのか、
そのことを分かっていなければ、その情報に翻弄され、間違いなく迷子になってしまうでしょう。
そのくらい、
情報が多すぎるのです。
そして、その情報は、ほとんどの場合、自分とはあまり関係もないものです。
その自分とは関係無い情報が、テレビ、ネット、SNSなどにより、とにかく大量に流れ込んできます。
「こうなったら大変ですよ!
備えましょう!」
「疲れたら、これを飲みましょう!」
「どこそこの〇〇さんが、えらい事になりました!」
「この人は、あの事にめちゃくちゃ怒っています!」
というような、
ちょっと気になるような言い方で、とにかく情報の波が押し寄せてきます。
自分の軸がない状態で、その情報量に晒されるという事は、浮き輪だけでポーンと日本海の荒波に投げ込まれるようなものかもしれません。
目的地に行くためには、まず、行き先を決めて、それに必要な乗り物を見極める必要があると思うのです。
逆に言うと、行き先が明確ならば、いらない情報が入らなくなってくるし、取捨選択が可能になります。
大人ならまだしも、
特に今の子供達を取り巻く環境は、物質的にはとても恵まれているけれど、
情報が多すぎるという点においては、とても過酷だと思います。
情報だけで、体験した気持ちになってしまい、本当の事が見えなくなる場合も多々あります。
昔は、お父さんと、近所の人を見て、子供達は職業を決めていたかもしれませんが、今は、無限の仕事や生き方を、いつでも簡単に知る事が出来てしまうのです。
その情報過多の社会において、子供達が自分の道を見極めていく為には、
日頃から、自分の感覚を感じ、その事を信頼する癖をつけておかなければならないと思います。
若ければ若い程、
感覚に素直ですから、
鈍る前こそチャンスでは無いかと私は思っています。
この度は、とても残念でしたが、槇原敬之さんの名曲
「どんな時も」
に出てくるように、
どんな時も、
どんな時も、
僕が僕らしくある為に、
好きなものは好きと、
言える気持ち、
抱きしめてたい。
これが大切なのでは無いかと思うのです。
自分の好きなものを好きと表現していけば、
勝手に道が開けることもよくある事です。
それが分からなくなる事が、
自分からズレてしまう事の大きな原因の一つなのではないかと私は思っているのです。
私達は、多くの
今の自分とは関係のない、物、人、情報、思考に振り回されています。
いつも不安な未来に備える事で、
大切な今を失っているのです。
でも、私達の人生には、今しかありません。
常に今の連続です。
だから、やりたい事を今やるのです。
情熱という、大きなエネルギーが上がってきた時を逃さない事だと思います。
直感を大切にし、その感覚を鈍らせない事。
その為に私が大切だと思っていることは、
自分の軸を立て、情報も、物も、今の自分にとって必要かを見極める事
です。
これからの未来を担う子供達には、失敗を恐れず、色んなチャレンジをして、人生を楽しんで欲しいなと思います。
その為にも、やはり大人が、自分の軸をしっかり立て、子供達に情報化社会の泳ぎ方を背中で見せていかなければなりませんね。
私も、それこそが、自分の役割だと思って、やりたい事で思いっきり輝きたいと思います。
そして、いつも、目の前の人を心から応援出来る人になっていきたいと思います。
いや、違う!
今、応援したいと思います(๑>◡<๑)
今日も読んでくださってありがとうございました!!
また、お会いしましょう(*^^*)