手放したもの その10 褒めなければならない
こんにちは!
サナブリ真木です。
とうとうハロウィンの時期ですね!
私が子供の頃には無かったハロウィンですが、今や、クリスマス、バレンタインに並ぶ大イベントですo(^o^)o
サナブリでも、ハロウィンを楽しもうと、ハロウィンスイーツプレートと、明日10月24日から10月29日は、カボチャを使ったハロウィンランチ、ハロウィンディナーをご用意しております!
10月29日(土)
10月31日(月)
にサナブリに来てくれたお子様には、お菓子のプレゼントをご用意していますので、ぜひお子様とご来店下さいませ!いつも本当にありがとうございます!
今日は、「幸せにしなければならない」
を手放した私が、最も驚きを持って手放した
「褒めなければならない」
を手放した話について書きたいと思います。
私は、いつからか分からないくらい前から
「人を褒める」
という事をとても、大切にして来ました。
自分も褒められたら嬉しいし、人の良いところを見つけて褒める事で、相手も嬉しくなり、自信に繋がるので、子育て、スタッフ教育、お客様との関係作り、全ての人間関係において、とても重要なものだと思ってきました。
なので、特に子供や、スタッフに、
「頑張ってるね!」
「これが上手だね!」
と一生懸命、褒める努力をしてきたのです。
ですが、この「褒める」という事は、意外な側面がある事が分かりました。
それは、この
「褒める」こそが「足りない」という不安を生む原因になっている
という事です!
これは、今流行りのアドラー心理学でも、重要視されている事ですが、
褒めるのは、上から下に向かってする事だというのです。
評価された人は、もっと褒められたらたいと思い、頑張ります。
特に
「頑張っている事」
「役に立っている事」
「迷惑をかけない事」
を褒められた人は、それこそが他者からの承認がもらえる一番の方法だと思い、どんどん褒められる為に頑張ります。
最初は、モチベーションが上がり、やる気になるので、さも効果を発揮したように見えます。
ですが、下手すれば、
「他者からのの承認の為に全てが行われる。」
事になっていくのです。
また、褒める事は、必ず競争を生みます。
私は今まで、競争は必要だと思って生きてきましたが、競争が人を苦しめる側面がある事は、間違いありません。
その行動や、言葉の目的が
「褒めて欲しい」
「認めて欲しい」
「あの人に勝ちたい」
になってくると、必ず人は苦しくなります。
何故ならば、潜在意識が
「私は褒めてもらう努力をしなければ愛されない」
の確信を深め、愛されないが実現し始めるからです。
そうなったら、
頑張っても、頑張っても、誰も分かってくれない!
いくら褒められても、全然足りない!
というサイクルに入っていきます。
周りの人を愛すればこそ行った「褒める」という行動が、その人を苦しめることになりかねないという事です。
では、どうすればいいのでしょうか?
私は、まず、子供にしても、スタッフにしても、上下の関係を築くのをやめました。
今、全ての人に対して、横の関係を築く努力をしています。
相手を従わせ、コントロールしたいのならば、上下の関係を築き、褒めて、叱って、動かすのが手っ取り早い事は、間違いありません。
ですが、相手を自立させ、幸せにしたいのならば、横の関係がベストだと思うからです。
全ての人は大切な友人であるというスタンスです。
そして、褒める対象は、
doing(何をしたか?)
では無く、
being(存在そのもの)
です。
あなたの、存在そのものが素晴らしいのだという事を、ただ伝えて行きたいと思っています。
子供にも伝わる良い言葉があります。
「生まれて来てくれて嬉しい」
「あなたに出会えた事が幸せ」
「一緒にいると楽しい」.
です。
人は、出来る事を褒められた時よりも、存在そのものを褒められた時の方が、そのままの自分でいてもいいんだという確信を深めていけるのです。
なので、変に自分の価値観からくる評価で、人を縛らず、その人が発露のままに生きられるように、一緒に横を走らせてもらえたらいいなと思っています。
もちろん、褒める事が悪い事、というわけでは、ありません。
褒める、叱るが必要な時は勿論あると思います。
だからかこそ、日頃から、
「あなたといる事が幸せ!」
をしっかり伝えておきたいですね!という話です(´∀`)
昨日、子供に
「お母ちゃんは、ゆめと、はると一緒にいれて嬉しい」
と言ったところ
「あたしは、嬉しくな〜〜い」
と言って、傘で叩かれましたΣ(゚д゚lll)
横の関係って難しい〜〜.°(ಗдಗ。)°.
今日も読んで下さってありがとうございました!
今日も、褒められる為、認めらる為では無く、好きな事をやりましょう!
そして、嬉しくなったり、楽しくなったら、周りの人に、「おかげさまで〜〜す!サンキューで〜〜す!」と言いましょう!
今日も、皆様にとって、素敵な1日となりますように!
またお会いしましょう(´∀`)