サナブリ真木のなるほど!ブログ

経営、スタッフ、家族、色々な問題を抱えていた私が知った、手放して今に在るという生き方。毎日の体験を通して気付いた事を発振していきます。

一度信じた事は、だいたいやり過ぎる!やり過ぎて気付いた事。これだから、人生は面白い!

皆さん、こんにちは!

サナブリ真木です。

 

 

少し前になりますが、凄く考えた事がありました。

 

もし、人生が後わずかしか無いと分かったとしたら、私は今日、何をするだろう?

 

皆さんならどうですか?

 

私は、人生がずっと続くと、どこかで勘違いしていているなと思ったんです。

まだまだ先は長いと思っているから、やっている事ってあるのかな?

 

まずは、生産する事より、味わう為に時間を使うだろうな。

 

未来の成功を追いかけて、今日を生きることはしないだろうな。

 

果たして、今の自分以上になろうとするのかな?

 

もっと痩せて綺麗になりたい。

もっとお金を稼ぎたい。

もっと凄いと言われたい。

 

そんな欲求、起こるのかな?

 

自分が生きた証を残したいとかは思うのかな?

 

自分が進化することより、周りの人に感謝を伝えようという気になるのかな?

 

こうして、考えていると、面白い事が分かってきました。

 

私達は、生きることにフォーカスすると、未来の為に今の使い方を考えるんですね。

 

そして、死ぬことにフォーカスしだすと、途端に、今を味わう事を考え始める。

 

まさに、意識の反転が起こるんですね。

 

本当にやりたい事は、死を意識すると見えてくるということですから、

私達はやはり、今を味わいたいのですね。

 

家にいて、この空間を味わい尽くしたいと思う人もいるでしょう。

 

大好きなベッドや、テーブルや、ポットや炊飯器に、ありがとうと伝えて過ごす人もいるでしょう。

 

私達は、生まれた瞬間から、死に向かって生きています。

 

私は、長い間、死を含め、ネガティブとされるものを見るのが得意ではありませんでした。

 

その分、楽しいこと、ワクワクすることをたくさんやって生きてきました。

 

いつ死ぬか分からんから、やりたい事は先やっとこうと思っていました。

 

そして、自分の中のポジティブを拡大することに力を入れてきました。

 

自分を信じ、

もっと自分を好きになる事。

楽しむ事。

喜ぶ事。

面白がる事。

ありのままの自分を表現すること。

これが大事だと思ってきました。

 

そして、とうとう、

新たな気付きがやってきたのです。

 

それは、自分の世界に風穴があく瞬間でした。

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現時点の自分の真実を、疑ったからです。

何故疑ったかというと、もちろん、煮詰まったからです。

おかしい、何かが違うと確信したわけです。

 

そこで分かった事がひとつ。

 

 

だいたい、私達は、

強く信じた事は、やりすぎる傾向にあるのですね。

 

私の場合、

 

何事も思い通りにコントロールしたいと頑張ったら、

やりすぎて、

コントロールに疲れて、

全部任せたくなって、、(;o;)

 

どこまでも自分を信じたいと思って頑張ったら、

やりすぎて、

自分以外が信じられなくなって、、、(;o;)

 

自分の中の矛盾を無くそうと思って頑張ったら、

やりすぎて、

周りの矛盾を抱えてる人が許せ無くなって、、、、、(;o;)

 

やりたい事だけをやろうと頑張ったら、

やり過ぎて、

子供もやりたい事しかやらないと言い出して、、、、(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

 

私達は、なかなかちょうど良いところで、止まれないのですね。

 

それを繰り返し、度々、ブレイクスルーし、

意識を拡大させているのでしょうね。

 

今回、私は色々やり過ぎた結果、煮詰まっていました。

 

ようやく、自分がどうしても見たくなかった、自分の中のネガティブを直視する所までやってきたのでした。

 

それが、死ぬ事を意識してみた理由です。

 

これは私にとって、とても大きな変化でした。

 

私の1番見たくないもの。

 

それは主人でした。

 

正確に言うと、

主人という鏡に映る自分自身でした。

 

主人は、私の前では、この世の不幸を背負い込んだかのように暗い顔をしていました。

 

それこそが、私の心の中に抑圧されてきたものだったのです。

 

知識では、知っていたけれど、

それを認めるのは、やっぱり辛かった。

 

それでも、自分の見たくなかった感情をまずは、見て、受け入れた事で、心はとても軽くなり、

 

これまで長年かけて溜め込み、自分ではどうすることもできなかった、

 

主人への怒りがスッと治るのを感じました。

 

そして、かなり素直になる事が出来たのでした。

 

この変化は、自分の怒りに長く苦しんできた私にとって、かなりの感動を伴うものでした。

 

私が、何かを成し遂げたからとか、

あの時、何かを頑張ったから、

だから、変化したというのではありません。

 

ありとあらゆるものの繋がりと、

私のこれまでの全ての人生経験の結果、必然として、このタイミングで起こった事なのです。

 

ですから、やっぱりそうかと思いましたね。

 

起こる事は必ず起こる!

起こらない事は起こらない!

 

散々、苦しみもがいたけれど、

みんながみんな、その時出来る、最善をやって生きているとつくづく思いますね。

 

だから、その時が来るのですね。

 

以前の私に言いたいです。

 

安心して怒ったらいい。

安心してもがいたらいい。

いつか、その時がくるからさ。

 

この度、私は、本気で死ぬという事について考えました。

 

後1週間の命なら、私は、何をするだろうかと考えました。

 

そして、

みのっさんの好きな物をお弁当に詰めて、家族でどこかに出かけるかもな。と思いました。

 

そこで、ちょうどこれから一人小旅行に出るという主人に、

全てを一から手作りし、お弁当を作ることにしました。

 

これは、とても久しぶりの行動でした。

 

お客さんの為、

スタッフの為、

子供の為には、

 

散々作ってきましたが、

主人の為だけに、、というのが、どうしても出来なくなっていたのです。

 

料理は、私達夫婦の中で象徴のようなものでした。

 

心を動かす料理というのは、

簡単なようで、とても難しい。

 

分かって欲しいという気持ちや、

怒りがあると出来ないのですね。

 

心を込めて料理を作るとは、

無条件の愛でないと出来ない事なのだなと改めて感じました。

 

やっぱり、家族にとって料理って大事ですね。

 

これからは、自分の分かって欲しいと思う気持ちとしっかり寄り添いながら、

無条件の愛で家族に料理を作っていきたいなと思います。

 

そして、一歩ずつではありますが、また、新たなパートナーシップの形を模索していきたいと思います。

 

結局、怒りが出るのは、

相手の事が大切だからなのですね。

 

どんなに許せなくても、

本当は許したいのですね。

 

私の奥底にあったのは、やはり純粋な想いでした。

 

パートナーシップの問題はよくある事かもしれませんが、どんなに傷付いても、とにかく諦めなかった私達を、私は誇りに思います。

 

色々あるけど、生きるってやっぱり面白い!

 

起こる事は必ず起こるから、

今日も安心して苦しみましょう!

 

読んでくださりありがとうございました!

 

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