サナブリ真木のなるほど!ブログ

経営、スタッフ、家族、色々な問題を抱えていた私が知った、手放して今に在るという生き方。毎日の体験を通して気付いた事を発振していきます。

NOを言わずにベストを尽くそう!と頑張ってきましたが、断る事は、悪い事?

こんにちは!

サナブリ真木です。

今日は、水曜日なので、はらぺこあおむしで里の市が開催されます!

あっと言う間に一週間が過ぎまして、わたくしビックリしていますが、今日も、朝から焼き立てほかほかパンを作りたいと思います! 

 

今日は、美味しいキノコご飯のおむすびと、温まる野菜のクリームスープも販売します!

 

里の市は、

「世の中をあたたかくしたい」

と願う出店者さんが集まっています。

 

ですから、みんな、ホンワカあたたかくて、優しいんですね。

 

メリメロさんが、今日は、クレープ持ってきてくれるそうですよ!

時間は、11:00〜15:00です。

時間がある方!ぜひ、水曜日は、里の市へお越し下さいませ〜(๑˃̵ᴗ˂̵)

 

さてさて、今日は、以前私が大切にしていた

「NOを言わずに、ベストを尽くそう!」

について、書きたいと思います。

 

サナブリを始める時に、どんなお店にしようかなと考えました。

圧倒的なホスピタリティ(おもてなし)を実現出来ないものか?と考え、

お客様のご希望は、簡単に断らず、何だったら出来るのか、どこまでだったら、今の私達に可能なのかを考え、提案していこう。

 

という方針を打ち出しました。

 

これは、サービス業に、新しいホスピタリティマインドを定着させるきっかけにも、なっている

ホテル「リッツカールトン」

クレドからヒントを得て考えたものでした。

 

クレドというのは、「行動指針」の事で、リッツカールトンには、全従業員が共有するクレドがあり、それが隅々まで浸透しているからこそ、圧倒的なホスピタリティを実現していると言われています。

 

私は、すべてのお客様に、喜んでいただく為には、まずお客様のご希望をどれだけ、細かく聞き取れるか?という事が重要だなと考えていました。

 

もちろん、この考え方自体が、間違っていると言う話ではないのです。

 

お客様が、何を望んでいるかを察知した上で、一番ご満足頂ける方法を提案していく事は、

期待を超えるサービスにつながっていきます。

 

ですから、とても重要な事だと思うのですが、

これも、

「そのままで価値がある」

からスタートしているか?という点が、とても、大切になってきます。

 

「そのままでは、足りない」

 

からスタートし、お客様にNOは言わないを実行すると……。

 

そうなんです^_^;

 

ご想像の通り、大変な事になってくるのです!!

 

いつの間にか、

 

「足りないから、NOは言えない!」

 

になっていました(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

 

これは、本当に、大変です!!

何でもかんでも、引き受けて、途中から

「これ、何の仕事??」∑(゚Д゚)

みたいな事になっていました!

 

私は、もう一度、

「自分には価値がある」

「サナブリにも価値がある」

「スタッフにも価値がある」

というところからスタートし直そうと決めました。

 

適正価格の見直し

サナブリのコンセプトに合っていない仕事の見直し

そして、時には

無理なものは無理と言う

という覚悟をしました。

 

これは、私にとって、商売だけの話ではありませんでした。

 

足りない

がベースになっていると、自分の信念でやっているように見える事でも、

人からの承認が欲しくて、

また、人に嫌われたくなくって、と

他人軸を回り始めてしまうんですね。

 

しかも、足りないと思っている時は、断る事に罪悪感が伴います。

 

ですから、無理をして引き受けてしまうんです。

ですが、無理をすれば、必ず我慢が生まれます。

 

この我慢が、本当にホント〜〜に、良くないのですよ!!

 

我慢をすれば、潜在意識が

 

自分には価値が無いから我慢しなければいけない

 

と確信し始めてしまいます。

そうなれば、なかなか抜け出せない、

 

我慢しているが認めてもらえない

 

という、アリ地獄のような、負のサイクルが始まってしまうのです!

 

私は、やりたい事をやろう!と決めました。

 

我慢して引き受ける事は、お客様に対しても失礼だから、

心から喜んで、させて頂ける仕事だけを、感謝して、やらせて頂こうと腹をくくって決めたのです。

 

何故、日本人は、こんなに、断るのが苦手なのでしょうか?

優しすぎるのも、もちろんあると思います。

 

忍耐は、日本の美しい心、大切にしていきたい文化の一つである事は間違いありません。

 

ですが、これらは、

「自分は、ありのまま、そのままで十分愛されているし、価値がある」

を知り尽くした上で、はじめて美徳になるのではないかと思うのです。

 

世の中のどれだけの方が、

「不安だから、我慢している」

「嫌われたくないから、断れない」

となっている事か!と、思うのです。

 

この、現象は、特に若い人に、顕著に見受けられます。

 

 断る事は、勇気がいります。

 

 

ですが、世の中のおばちゃんは、基本的に、あまり我慢していません!

 

好きな時におやつを食べて、

好きな時に昼寝して、

好きな時に旦那さんに命令して、

旦那さんのお願いは、即座に断っています。

 

この勇気を見習うべきです。

 

勇気が入りますが、断ってみると、信じられないくらいの大きな変化が現れ始めます。

 

これは、実際にやっている人は、全員知っていると思うのですが、

 

断ると自分の価値が上がります。

 

何でもかんでも、引き受けているということは、自分を安売りしているという事につながるのではないかと思うのです。

  

私達は最高に価値があるから、やりたくない事は、本当はやらなくていいという事ではないでしょうか?

 

お茶汲みも、コピーも、雑用も、やりたい人、苦にならない人はいるのです。

 

本当に、やりたくなければ、

「出来れば、やりたくない」

と言う勇気が必要なのです。

 

 

本当のプロは、仕事を選びます。

自分に相応しい仕事しか、受けません。

そして、自分の価値を、人が決めてくれると思っている限り、本当のプロになる事は、出来ないのだなと感じたのでした。

 

今日も、やりたい事をやりましょう!

主婦のプロになる為に、掃除、洗濯は、断って、美味しいものを食べましょう!

 

皆様にとって、今日1日が、輝きに満ちている事を祈っています。

 

読んでくださってありがとうございました!

また、お会いしましょう(๑˃̵ᴗ˂̵)