子供の足に靴下を履かせている、今この瞬間こそ人生の本番ではないのか?今に生きるという事。
おはようございます!
サナブリ真木です。
毎朝、子供を学校に送り出すというのは、本当にバタバタしますね。
今日こそは、ゆったりした気持ちで、
「行ってらっしゃい!o(^o^)o」
と言いたいと、思うのに、いつも時間が無くなり、パンを食べさせながら、必死の形相で靴下を履かせている自分がいます!
子供の課題と、自分の課題をハッキリ分けて、
「やらなければいけないからやる」
では無く、
「やりたいからやる」
という風に持っていきたいのに、
「急いでや〜!」
が、
「早くしーや!」
になり
最後は、必ず
「はよせー言うてるやろ!!( *`ω´)」
に変わってしまいます。
こんなんで、
「やりたいからやる」
になるかいな^_^;
と思う毎日で、自分の中では常に、葛藤が生まれます。
課題の分離は本当に、難しいですね。
特に、家族となると、密接に絡み合いすぎて、どこからどこが自分の責任なのかが、分からなくなってきます。
そんな、毎日の中で、間違い無く、私自身が今、学ばなければならない課題だなと思う事があります。
それは、
「今に生きる」
という事です。
私達の人生は、今の積み重ねで出来ています。
なのに、ほとんどの「今」を何かの準備の為に使っています。
子供を学校に送り出す為に、子供を起こし、ご飯を食べさせ、服を着替えさせています。
それが終わったら、自分が店に行く為に、準備をし、車に乗ります。
店に行くのが目的だったのに、
店に着いた途端、
お客様を迎える目的の準備が始まり、
お客様を迎えたら、料理を出すことが目的になり、それが終わったら、すぐ片付けるという目的の為に、動いています。
そして、帰る事が目的になり、寝る目的への準備を始めるのです。
人生も深く考えなければ、自分や、子供を養う目的で仕事をし、
その疲れを取る目的で、お酒を飲んだり娯楽をしたりして、
気がついたら、死ぬ準備を始めていく事になるのでは無いでしょうか?
では、人生の本番っていつなんでしょうか?
たま〜に訪れる、一世一代の晴れ舞台以外は、ただただ、準備をする事に追われて、日々を過ごしているのではないか?と思うのです。
いつか訪れる、本番の為に、仕事や、子育てをして、
お金が溜まれば、
成長出来れば、
子供が成人すれば、
準備が整えば「自由になれる」と信じて、真面目に過ごしている、この一瞬一瞬こそが、本当の本番なんではないでしょうか?
子供に靴下を履かせる為に、必死になっている今この瞬間こそが、人生の本番なのだと思います。
ですから、
この瞬間に心を込めるという事です。
準備の時間だと思っていると、心を込める必要が無いので、とにかく、いかに早く終わらせるかを大切にしてしまいます。
そうすると、毎日のほとんどの時間が、何かの準備の為に行われているので、ただただ慌ただしい毎日になり、慌ただしい人生になってしまうのでは無いでしょうか?
私は今まで、何かが足りないと思っていた上に、ほとんど準備ばかりしていたので、何かを味わい尽くすという事を全くしてきませんでした。
旅行に行って、綺麗な景色を見た時や、美味しいモノを食べる時以外は、
ほとんどの景色を、見た瞬間に判断していました。
ほとんどのものを、食べた瞬間の味で判断していました。
ほとんどの人を、会った瞬間に、判断していました。
でも、
ひとつ、ひとつ、心を込めて味わい尽くそうと、思って生きるようにしてみると、毎日がとても鮮やかに見え、輝いてきました。
自分の時間を取る目的で、子供を早く寝かすのでは無く、
子供を寝かすという、瞬間を味わい尽くすのです。
子供の体温を感じ、子供の表情を見つめ、子供の声を聞いて、全てで味わい尽くすという事を意識してやってみると、一瞬一瞬が、幸せに感じられるようになってきました。
そういう風に過ごしてみると、ご想像の通り、沢山の事は出来ません。
ですから、
自然に、暮らしがシンプルになります。
でも、
慌ただしくしていた時よりも、何倍も幸せを感じる事が出来るのです。
今に生きる
を徹底してやれば、慌ただしくやっていた事の何倍も、結果が出るようになります。
早く終わらそうと
トイレを掃除する人と
今この瞬間にフルコミットで、心を込めて
トイレを掃除する人
では、どれだけの違いが出るか?という事です。
フルコミットの人は、何をしても、結果が出てしまうのです。
マザーテレサも言っていました。
「何をしたかでは無く、どれだけ心を込めたかです。」
と。
明日こそは、子供の靴下を、心を込めて、仏の顔で履かせたいものだと思います。
(いや!自分で履いてくれへんかな!?)
今日も、一瞬一瞬に心を込めて過ごしましょう。
回転寿司に行って、フルコミットでお寿司を選びましょう!
イクラの一粒一粒を味わい尽くしましょう!
そして家に帰ったら、旦那さんに、
「明太子の一粒一粒を味わい尽くすように!」
と言いましょう!
読んでくださってありがとうございました〜!
また、お会いしましょう!