どこまでオーガニック食材を使えばいいの?私の迷いが無くなった本質的なビジネスのカタチとは?
こんにちは!サナブリ真木です!
今日は、まずお知らせをさせていただきます。
今年も母の日に、子供カフェを開催します。
これは、毎年恒例のイベントで、母の日にお子さんにカフェの店員さんになってもらい、ランチを作って、大好きなお母さんをおもてなしするというものです。
カフェの仕事を通して、
「喜んでもらう為に心を込める」
という体験してもらいたいと思っています。
お子さんが頑張っている姿は、こちらで写真を撮らせていただきます。
子供店員さんのおもてなしは、毎年、本当に一生懸命で、可愛くて感動してしまいます。
今回は、10:00から一回転のみの開催です。
毎年、予約があっという間に埋まります。
ご希望の方はお早めにご予約下さい。
皆様のご参加を心よりお待ちしております!
さて、今日は、
最近、よく考える本質的な仕事について書きたいと思います。
私は、サナブリをやりながら、迷っていた事があります。
それは、どこまで、こだわりのオーガニック食材や消耗品を使うか?という事です。
全てにおいて、良いものを使いたいと思う反面、全てにおいて、良いものを使えば、ものすごく材料費や経費がかかってしまい、販売価格の設定がかなり高くなってしまう。
それで、お客様に来ていただけるのか?喜んでいただけるのか?
という葛藤がありました。
どんな方にも気軽に足を運んでいただければ、地元の美味しくてパワフルな食材を紹介し、興味を持っていただけるきっかけになれるのではという思いもありました。
ですから、どこまでやるか?
そのバランスを取ることは、私にとって、とても難しい事のように感じました。
ですが、最近
「すべてのものに愛を込める」
という経営方針の元、仕事をしていると、その迷いがどんどん無くなってきている事に気付きました。
私は、これまで、店を軌道に乗せる為、飲食店経営の成功ノウハウの本を読み、たくさんの人の話を聞きました。
そして、実践し体験する事で、ある程度、自分流の成功哲学が積み上がっているように感じていました。
例えば、お客様が、何を求めているか?
どういう商品が女性に喜ばれるか?
などは、かなりデータが取れているという感覚がありました。
ですが、経営方針を変えてから、とても重要な事に気が付きました。
それは、
私がお客様の何に訴えてビジネスをしていたか?
という事です。
世の中に出回っているビジネス成功の為のノウハウの多くは、当たり前ですが、そのビジネスが成功する事に圧倒的なウエイトを置いています。
言い換えれば、そのビジネスさえ成功すれば良いとう考えから来ているものも、少なくありません。
例えば、不足感や、将来に対する不安感、束の間の満足や刺激に訴えるビジネスは、商品を売るという事を一番の目的にしていて、その後、買った人がどうなっていくか。世の中がどうなっていくかは、そんなに考えていないと思うのです。
「このままでは、病気になるから、これを食べましょう。」
「このままだと子供が健全に育たないので、これをさせましょう。」
「このままだと愛されないから、これで身体を締め付て細く見せましょう。」
といった、不安を煽るビジネスで、ものが売れたとしても、その不安が、どこから来ているか、本当の原因を知らなければ、そのお客様の不安を解決するには至りませんし、社会貢献にはならないのではないでしょうか?
ですが、多くのビジネスは、売る事を一番の目的としています。
世の中のお子様ランチの多くは、子供が喜ぶ、ハンバーグ、からあげ、スパゲッティなどが並んでおり、野菜やスープなどは付いていませんが必ずと言っていいほど、ゼリーとオモチャがついています。
私も、子供の頃は、このお子様ランチに憧れすぎていたものです。
企業は、子供の身体や心の発育に良いものでは無く、子供が欲しがるものを売っている場合が圧倒的に多いと感じます。
何故ならば、その方が売れるからです。
子供が、欲しがればこっちのものというわけです。
そうして、
いかに色を綺麗に見せるか?
いかに保存性を高めるか?
いかに安く見せるか?
いかにまた買いたいと思ってもらうか?
多くの企業は、売れる事を目的に一生懸命、商品を開発しています。
私はそこにずっと疑問を持っていました。
そして、とうとう、
私も結局、企業と同じだったんだ!
と気が付きました。
私は、これまで、身体も心も元気になれる商品を作って、お客様に喜んでいただこうと考えていました。
ですが、突き詰めてしまえば、その源は、
その方が売れるから
だったのではないかと気が付いたのです。
あからさまな、「売ってナンボ!」の商売を軽蔑しながら、結局、自分も「売ってナンボ!」と思っていたのです。
大義名分がある分だけタチが悪いなと思いました。トホホ。
今、私は、お客様のマインド(思考)に訴えかけるビジネスをやめようと思っています。
不足感、優越感、特別感に、訴えかけるのでは無く、お客様の本質に届くビジネスをしたいと考えているのです。
本質とは、イノチそのものの事です。
それは、具体的に言うと、ひとつひとつの商品やサービスに圧倒的な愛があるというビジネスです。
与えに与え、また与えられる、循環するビジネスでもあります。
サナブリを通る食材や、ものや、人や、お金に揺るぎないイノチが吹き込まれるという本質的なビジネスが出来ないか?と考えているのです。
今までは、偏る事に不安があり、トンガリすぎたら商売にならないと思っていたのですが、最近は、果たして本当にそうか?と思うようになりました。
やはり、今、本当に多くの人が、本質的な暮らしとは何か?を立ち止まって考え出していると思うのです。
自分さえ良ければいい
という意識の総和により現れた、今ここにある現実をじっくりと見つめ、このままではいけないと感じている方が、とても多い事に、私は気付いていませんでした。
ですから、ひとつひとつ全てにとっての最善を選択し、愛を込めて、イノチが喜ぶビジネスを展開していきたいと思います。
それは、もちろん、奉仕活動のようなものではありません。
本当の貢献でありながら、本質的であり、どこにいっても通用するビジネスを目指したいと思っているのです。
結局、どれだけ良いことをやっていても、立ち行かなければ、広がらないし、続いてはいきません。
ですから、本気でなければならないし、キレッキレでなければなりません。
本当に私自身がビジネスに精通し、一流を目指さねば!と思ってるところです。
私の性質上、まだ、実現していないうちから、早々と公言してしまいましたが、有言実行出来るよう、頑張ります!
地元で本質的なモノづくりをされている、尊敬すべき生産者の皆様、そして、どうせなら地球や人にとって良いものを選びたいという消費者の皆様、どうぞお力添えをお願いいたします!!
今日も、皆様にとって光が溢れる1日となりますように。
読んでくださってありがとうございました(´∀`)
また、お会いしましょう〜(๑˃̵ᴗ˂̵)