「ありがとう!」1万回で本当に奇跡は起きるのか?ありがとうの力
こんにちは!
サナブリ真木です!
今日は、私が今まで試練や、壁を目の前にした時や、考えすぎて、道に迷いそうになった時、いつも私を導き、新たな道を示してくれた
「ありがとう」の力について、書きたいと思います。
私は、以前ABCクッキングスタジオという、料理教室で責任者をしていました。
私が入社した時は、全国展開の真っ只中で、どんどん新しい教室が出来てくるので、どんどんスタッフを育成しなければなりませんでした。
私を含め、責任者はかなり移動があり、新しい教室に行く度に、どうしたら、この教室が軌道にのっていくか?と考えて、本気で風土を作り上げていくという、最高にありがたい経験をさせてもらいました。
私が27歳くらいだった時だと思います。
かなり、うまくいっていない教室に移動した事がありました。
私は、その時、すごく自信を無くしており、その教室に行くのが不安で、左遷されたような気持ちになっていました。
実際、転勤初日に行ってみると、そこにいたスタッフも、「落ちこぼれ」の烙印を押されていたようで、目が死んでるな〜と思ったのを覚えています。
私は、はじめの1〜2ヶ月、今までのやり方で、何とか結果を出そうとして頑張っていましたが、あまりうまくいく気配が見えず、毎日が追い詰めらたような気分になっていました。
そんな時の事です。
たまたま、家で、ボーッとテレビを見ていたら、
ご存知の方も多いと思いますが、無知ゆえにシンナーやドラックで、身体がボロボロになっている子供達と出会い、そうなる前に、何とか子供達を救いたいと、色々な活動をされているという紹介をしていました。
その中で、リストカットをしながら電話をかけてくる子供が沢山いて、水谷先生が、その子供に話しかけているシーンがありました。
「先生!今、手首を切った。助けて!もう生きてられないよ!」
と近くの大人の誰にも言えない子供から、電話が入りました。
私は、そんな切羽詰まった状況で、水谷先生がどのように声をかけるのか、すごく興味を持ちました。
水谷先生は、
「電話かけてくれて、ありがとうなー!
手首を切るなら、誰か信用出来る大人の前で切れ!
お前が生きていてくれる事が嬉しい人がきっといる。
それから、明日、一つでいいから、家の手伝いをしろ!
ゴミ出しでもいいし、
皿洗いでもいい!
ありがとう。と言われる事をしろ!
どうせ死ぬなら、ありがとうと言われる事をしてからにしろ!」
というような事を言っていました。
私は、その言葉がとても印象に残りました。
「ありがとう!」と言われる事こそが、人間が生きていく為に必要な事なのか…。
生きるか死ぬかの瀬戸際に、子供の心を動かせる言葉は「ありがとう!」しかないのかもしれないと思いました。
「死んで何なる!頑張れ!」
と言ってしまいそうな所ですが、
水谷先生は、もう、十分すぎるくらい、子供が頑張ってきた事を知っておられるのでしょう。
私はその時「ありがとう」のエネルギーって本当に凄いな!と思いました。
みんな、「ありがとう」と言われたくて生きているのかもしれないなと。
人間が生きていくために本当に必要なのは、
「地位や名誉やお金ではなく、ありがとうなのかもしれない。」
と思いました。
その言葉を聞いてから、私は教室のスタッフに
何かにつけて
「ありがとう!」と言うように心がけ、その子が得意な事をどんどん任せていきました。
とにかく、何か話す時も
「ありがとう!これお願い出来る?ありがとう。」
とありがとうを多めに言い続けました。
すると、スタッフの目は、みるみるうちに輝き出し、どんどん自信に満ち溢れてきて、本当にあっという間に教室の雰囲気が、ガラッと変わってしまったのです。
私は、本当に「ありがとう」の力に驚きました。
それからは、とにかく感謝を大切にしてきました。
サナブリを始めた時も、感謝を通して、地域や、お客様を元気にしたい
という事をコンセプトに、
田植えの後の「感謝の宴」
早苗饗(サナブリ)から
cafe sanaburiと名付けました。
最近も、色々な事を手放そうとしていても、いつもの癖で、不機嫌な人に反応してしまったり、子供が言う事を聞かずイライラしてしまった時も、とにかく何回も
「ありがとうございます!
ありがとうございます!
ありがとうございます!」
と呪文のように唱えて、心を落ち着けるようにしていました。
今まで、私が読んだ本の中には、
「ありがとうございます」
の力をコンコンと書いてあるものが沢山ありました。
その中でも、4、5冊くらいは、
「ありがとうございます」
を1万回唱えたら奇跡が起きた!というような事が書いてありました。
全然、別の人が書いているのですが、みなさん、何かしら驚くべき経験をされているようでした。
今までは、さすがにそんな暇は無いと思っていたんですが、思い付いたらやってみる!をモットーにしていた私は、
「よし、私も奇跡を体験してみるか!」
と1万回ありがとうを唱えてみる事にしました。
毎日乗る車の中で、
「ありがとうございます。
ありがとうございます。
ありがとうございます。」
とひたすら言い続けてみました。
飽きてきたら、
「ありがとうございま〜す。」
と車掌さん風に言ったり、服屋のお姉さん風に言ったりして1人で笑っていました。
1日500回目標で言い続け、3週間が過ぎました。
だいたい1万回くらい言えたかな〜と思っていた時、パッと宝くじのお店が目に入ってきたのです!!
宝くじなんて、今まで、目に入った事がなかったのに!もしかして、これは、奇跡が起こる!?
まさかな!と思いながらも、スクラッチを10枚、2000円で購入してみました。
そして、子供と一緒に削ってみたのです。
すると、なんという事でしょう!!!
当たったのです!!!
当選金額3000円が!
まあこんなもんかな。とは思いましたが(-_-)
そして、
「私、何してるんやろ。」
とも思いました。(-_-)
とりあえず、みんなでアイスを食べて帰りました。
まだ、大きな奇跡は、起きていませんが、ありがとう1万回により、頭はかなり、静かになりました。
ここまで読んで下さった方、アイスを食べた話ですみません(-_-)
私が、新車に乗って、ブイブイ言わせてたら、何か起こったな!!と思っておいてください。
でも、間違い無く、「ありがとう」には力があります。
自分の思考をクリアにし、人にエネルギーを与えるという、力です。
今日も、「ありがとう」と言われる事をして過ごしましょう!
そして「ありがとう!」を多めに言って過ごしましょう!
ありがとうございました〜!
ありがとうございました〜!
(いつもの2倍)
また、お会いしましょう(^-^)v